2021年7~9月に連続テレビドラマとしてTOKYO MXで放送された「寺西一浩ドラマ 人生いろいろ」を映画化。「17歳のシンデレラ」「TOKYO24」などでもタッグを組んだ監督・寺西一浩と主演・寺西優真により、東京の老舗和菓子屋を切り盛りする家族の姿を描くホームドラマ。 東京で100年続く老舗和菓子屋「きしだ」は、5人兄弟の三男・岸田龍太郎が跡を継いでいた。コロナ禍で落ちた売上も、龍太郎発案の新商品と広告宣伝が好調で、何とか回復してきていた。そんな矢先、父・春彦が倒れてしまう。さらに、ダンサーになる夢をあきらめきれない五男の剛が、せっかく就職した会社を辞め、ダンススタジオに通い始める。その勝手な行動に怒った母・優子は、剛を勘当してしまう。そんな中、龍太郎は同級生で大手百貨店に勤める只野から、「きしだ」を百貨店に出店しないかと持ち掛けられ……。